I shall see you!
たった1色のワンルーム
オルゴールのサウンド
一命を取り留めた
枯渇した花瓶 造花は捨ててしまえ
毛布は少女の生を知る 温もりを覚える
左手は右手に恋してる 絡み溶かし祈禱
すしゅりと挿す
見舞いにと手折ったニ輪
簪の花 華 ほら
髪をさいて 耳あたりに留まる簪
やわらかに濡らす 生の燈 飽和する君
花嵐のフレンチカンカン 彼女に色彩を
脈を得ることは、もうできないけれど
何故か胸が高まって仕方がないんだ。
きみの名前はスミレだよ。
これは今はなき男が捧ぐ純恋歌だ。
たった2人のワンルーム
たった1人のワンルーム
そして彼女は夢から覚める
閲覧数:619
UXX様、ご高覧ありがとうございます。返信が遅くなってしまい大変申し訳ございません。
> この詩を読み終わり…
タイトルにも触れていただけましたか!実は先日、歴史の授業でshallはwillよりも「より確信のある未来」≒「必ず」を表現するということを知りましてですね、それでこのタイトルを考えた次第です。
結果として最も望まぬ形にはなってしまったとて、二人の愛は消滅することはありません、絶対に。その証を感じていただけたならば幸いです。