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詩投稿・公開

公開·157 月と詩人メンバー

ミナト螢
ミナト螢

エアリアル

眠りから醒めた夢が

空の中に溶けていく


名前も形も知っているのに

呼べないまま

その弱さでも

鳴らせるものが欲しかった


花が散る時に

ひらひらと聞こえるように

最後まで美しく

地面に降りること


だけど僕はこれから

色んな場所を飛び回って

時には重力に抗いながら

春の匂いみたいに

空と並びたい


心ばかりが旅をするけれど

体に連れて来て貰ったこと

忘れずにいよう


あの日の手の温もりを

何故だか探してしまう僕は

奥歯の隙間を噛み締めている


何度もやり直しながら

ひとつの人生を歩くなら

消せない傷痕さえ

花のように咲いて欲しいし


改札を抜けると

バラバラになる人の姿が

トランプみたいで

その後に選ばれる

運命のカードを

風のように吹き飛ばしたい




閲覧数:319
YUMENOKENZI
YUMENOKENZI
Apr 26

螢さんへ


"僕" に、風の妖精が舞い降りてくれたのかい? だってさ、空気みたく軽やかに、風のように颯爽と、前へ、未来へ行こうとする主人公が、うらやましいぐらいかっこいいって思ったから!

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